予防歯科



いつまでも自分の歯で食べられるように、定期検診を受けましょう。
当院では、「虫歯にならないための通院」をおすすめしています。

虫歯にならないために

当院では以下のケアを推奨しています。

毎食後の歯磨き

一時は「食後は酸によってエナメル質が一時的に柔らかくなるため、すぐに歯を磨くべきではない」と話題になりましたが、毎食後の歯磨きは必要です。食べ物のカスなどを放置しておくと虫歯の原因になります。

丁寧なブラッシング

できれば、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスも使用して、丁寧に歯の汚れをとっていきましょう。

リラックス

寝る直前のパソコンやスマホの使用をやめるなど、リラックスできる環境づくりを心がけましょう。ストレスをためていると、就寝中に歯をかみ締めてしまい、歯茎にダメージを与えてしまいます。

定期検診

歯予防、歯周病予防、虫歯の早期発見には定期検診が欠かせません。

虫歯予防

歯を抜かない、削らないためには、何より定期検診が欠かせません。
「虫歯になったから歯科に行く」のではなく、「虫歯にならないために歯科へ行く」ようにしましょう。定期検診では、歯磨きチェックやブラッシング指導も行っています。
口腔内の写真をお見せしながら、磨けているところ、磨けていないところをご説明します。

歯磨きのチェック

毎日食後に歯を磨いていても、磨き残しがあることもあります。「きちんと磨いているのに虫歯になった」という方はたくさんいらっしゃいます。
定期検診では、歯が磨けているか、磨き方は間違っていないかなどを一緒に確認していきます。

虫歯検診

初期の虫歯は痛みがなく、冷水がしみるようなこともなく、本人がまったく気づかないことが多々あります。虫歯は早く発見して、適切なケアをすれば削らなくてもすむ場合があります。なるべく削らないためには、検診がかかせません。

※お子様の定期検診では虫歯予防のためにフッ素の塗布を行っています。

歯周病予防

多くの場合、歯周病は自覚症状がなく、重症になってから慌てて治療を開始されるケースがほとんどです。虫歯治療の際に歯科医に指摘されてはじめて歯周病に気がつく方も多く、ご自分ではなかなか把握することが難しいものです。
歯周病は、歯のぐらつきの原因になるだけでなく、ひどい場合は歯が抜けてしまいます。また、近年の研究では歯周病が全身疾患に影響を与えることもわかってきています。
歯周病にならないために、検診で歯茎の状態をこまめにチェックしましょう。

かみ合わせ

現代社会の中で、まったくストレスを感じることなく生きることは困難です。ストレスがあると、無意識のうちに歯をぐっとかみ締めてしまい、その結果、歯や歯茎に負担をかけたり、肩こりや顎関節症を引き起こしたりしてしまいます。
奥歯のかみ締める力は60キロにも及ぶといわれています。かみ合わせが悪いと、偏った部分にのみ圧力がかかり、歯や歯茎にダメージを与えてしまいます。
歯のかみ合わせ、舌の動かし方のクセなどをチェックして、お口全体の健康を保ちましょう。

定期検診の目安

大人の場合

歯や歯茎の状態、食習慣や生活習慣、ライフスタイルなどによって、それぞれ異なりますので、3ヶ月に1度がベストですが通える範囲
でこまめに通っていただくことが理想です。
当院では患者さんのお誕生月に定期検診のご案内を送付しています。お忙しい方でも年1回は定期検診を受診していただきたいと思っております。

お子様の場合

歯が生え揃った3歳頃から、虫歯があってもなくても検診は受診しましょう。
幼稚園・保育園生の場合は、春・夏・冬休み中に1回、年3回の検診を受けることを目安にしていただければと思います。
小さい頃から歯医者に通う習慣をつけることで、歯磨きの大切さを理解するとともに、歯科治療への恐怖心がなくなり、大人になってからも歯の健康への意識が強まります。